報国記念碑(隠岐騒動で亡くなった島民の慰霊碑)

●報国記念碑
住所:島根県隠岐郡隠岐の島町栄町
駐車場:隠岐の島町運動公園の駐車場を利用

 明治元(1868)年、自治政府を樹立した隠岐島民だが松江藩により鎮圧され14名が命を落とした(隠岐騒動)。明治29(1896)年、日清戦争で戦死した兵も合わせ慰霊のため報国記念碑が現在の西郷小学校に建てられる。昭和31(1956)年頃、現在地に移転された。正面の揮毫(きごう。文字や絵をかくこと)は当時の出雲大社の宮司である。

報国記念碑

感想:隠岐騒動についての詳しいことは『島根のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』を参考にしてください。



密弘山遍照院(正徳寺。真壁氏の菩提寺)

●密弘山遍照院(正徳寺)
住所:茨城県桜川市真壁町山尾525-1
駐車場:あり

 真言宗豊山派。本尊は不動明王。応永元(1391)年、真壁城主・真壁長幹が菩提寺として創建したと伝わる。天正年間(1573~92年)に兵火で焼けたが文禄2(1593)年に再興されたという。慶長9(1604)年、関東郡代の伊奈忠次が7石の寺領を安堵した。延享4(1747)年の田村差出帳には「社領五石之内除地、伊奈備前守様より御証文御座候」とあり近世の間に5石に減っていたようだ。
 寺宝は昭和44(1969)年の火災で失っている。

(入口)
入口

(本堂)
本堂

(真壁城主累代の墓地及び墓碑群。茨城県指定史跡になっている)
真壁城主累代の墓地及び墓碑群

真壁城主累代の墓地及び墓碑群

参考文献:茨城県の地名、桜井市公式サイト、現地の落慶事由の碑、真壁町史料 中世編 3、真壁町の民俗、真壁町史料 近世編 1 (村明細帳)

感想:真壁城主累代の墓地が分からず少しだけ探した記憶があります。



コンパクトカーで車中泊をしてみた

コンパクトカーで車中泊をしてみた
 2024年5月に九州での史跡巡りをした際、佐賀市のホテルがうるさくて寝られなかったので
「お金を払って寝られないのなら車中泊をした方がいいなのでは?」
 と考え、一通りの準備をして2024年9月下旬に辛かったら帰られる範囲で車中泊をしてみた。

●メリット
・宿泊代がかからない
・ホテルを予約する必要がないため、ある程度自由に行動できる
・車を動かす必要があるかもしれないためアルコールが摂取できない(人によってはデメリットかも)

●デメリット
・コンパクトカーなので狭い
・温度調整が難しい
・治安が悪いところに駐めてしまったら危険な目に遭うかも
・トイレが面倒
・準備、片付けが面倒

●実際にやってみたところ、大変だったことや予想外のこと。
・最初のセッティングに手間取った。コンパクトカーの場合、椅子を倒してもフラットにならないので、それなりの工夫が必要。荷台が使えなくため載せている荷物の再配置も迷った
・小物入れや飲み物の置き場を決めておくべきだった
・9月下旬なのに暑かったが冷房機器がなかったので少しだけ窓を空けて耐えた
・夜は暑くて寝苦しかったが、明け方になると寒くなってきたので寝袋を出してかけた。最初から出しておけば良かった
・まだ暑かったので0時頃までエンジンをつけていた車が結構いて音が気になった
・0時頃にやっと寝られて7時頃に起きたが(トイレと寒さで二度ほど目が覚めた)疲れは意外と取れていた
・温泉で使ったタオルを干していたせいか車内の湿気が高くなりガラスの結露がひどかった。これが暑さの要因の一つだったかもしれない。精密機器にも良くないと思うので、外に干してもいいかも

 次回はこの辺りを改善して再挑戦してみる。次は気温がちょうどよくなっているはず。

(先代の車。室内の広さはハッチバックのコンパクトカーなので変わりがない)