大村今富のキリシタン墓碑(一瀬氏のキリシタン墓ヵ)

●大村今富のキリシタン墓碑
住所:長崎県大村市今富町588
駐車場:なし

 通常、キリシタン墓は横に寝かせて設置されるが、この墓は縦に立てられている。上部には台座付きの干十字紋(カルワリオ十字紋)が刻まれており、正面には以下の文字が刻まれている。
天正四丙子十一月十一日
不染院水心日栄霊
一瀬治部大輔
 このことから天正4年(1576)に亡くなった一瀬相模越智栄正(大村純忠の家臣)のために、息子の治部大輔が建てたと考えられてきた。しかし近年、干十字紋の横に「慶長十九年」の文字が発見されたことにより、この墓はもともと別のキリシタンのために建てられたものであることが判明した。
 明暦3年(1657)の「大村郡崩れ」に際して、大村藩内のキリシタン墓が破壊・廃棄された。その際、一瀬氏の子孫が迫害を逃れるため、墓石を縦に据え直し、仏教の戒名を刻んだものと考えられている。墓の右側にある手水鉢も、キリシタン墓を削って転用したものである。

(入口)
入口

(墓碑)
墓碑

墓碑

(海外の方向けの説明。英語、中国語、韓国語で書いてあるが、熱心なクリスチャンが参拝にくるのだろうか)
海外の方向けの説明

参考文献:長崎県の歴史散歩、大村市公式サイト、現地の案内板

感想:林の中にひっそりとありました。



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