●旧高烏砲台兵舎(呉市の島々や山間部に築かれた13基の砲台のうちの一つ)
住所:広島県呉市警固屋(音戸の瀬戸公園内)
駐車場:あり
高烏(たかがらす)砲台は呉市の島々や山間部に築かれた13基の砲台のうちの一つである。高烏砲台は、日本陸軍が外国艦船の侵入を防ぐ目的で、標高218メートルの高烏台に28センチ榴弾砲6門を配備し、明治29(1896)年から建設を開始。明治34(1901)年に完成させた。この際、兵舎も併設された。大正15(1926)年、戦争の形態が進化したため砲台は放棄されたが、戦争の主役となりつつあった航空機に対抗するため本土防衛用の高射砲が設置される。
終戦後、砲台は兵舎は放置されたが、昭和36(1961)年に音戸の瀬戸公園として整備された。
参考文献:現地の案内板、民俗建築 112号、呉市史 第5巻、国土交通省、呉市公式サイト
感想:この時は左足を骨折しながら回っていたので移動が大変だったのを覚えています。