●御来屋の大坂
住所:鳥取県西伯郡大山町御来屋(字 苅山)
駐車場:不明
旧・御来屋小学校の横に坂があり昔は重要な道路だった。後醍醐天皇が御来屋港に着かれた際、名和長年に勅使を使わされた。その時、勅使が「大きな坂だ」と言ったことから大坂と呼ばれるようになったという。
(御来屋小学校跡。現在は農協の名和集出荷資材センターになっている)
(大坂。地元の方に何人か聞いたが「知らない。聞いたことがない」とのこと)
(坂沿いに建つ大乗妙典書塚。この辺りに集落があったが、やがて無くなる。だが平成の頃に新興住宅地となったようだ。塚の周辺には西国三十三札所が祀られており、京都府舞鶴市の松尾寺だけ読めた)
(坂を降ったところにある塩谷(しおたに)糀味噌株式会社。100年以上続く老舗で名和みそを販売している)
参考文献:名和町誌、郷土調査(御来屋小学校・青年学校)
感想:大山町の名和地区(旧・名和町)は何でも後醍醐天皇に結びつける傾向にあります。