鷹日神社(毛利輝元造営の神社)

●鷹日神社
住所:島根県松江市東津田町1376
駐車場:あり

 祭神は高皇産霊神、天照大神など。出雲国風土記に記載のある多加比社に比定される。斉明天皇7(661)年、日本全国が日照り続きだった時、天皇の夢に実った稲穂を口に咥えて白鷹が出てきた。天皇がどこから来たのか聞くと「出雲の意宇の郡より来た」と返答。夢から覚めると雨が降ったことから天照大神の助けに違いないと考え出雲に使者を送ったところ、森に白鷹がいたため社殿を創建した。
 宮原地区にあったが、天正年間に社領の大半を没収されて現在地に移る。毛利輝元が当社に祈願して勝利したことから天正18(1590)年12月26日に造営を行った(棟札の写し有り)。松江藩主の堀尾氏、京極氏、松平氏も保護を行う。

(一の鳥居)
一の鳥居

(狛犬)
狛犬

(二の鳥居と随神門)
二の鳥居と随神門

随神門

(拝殿)
拝殿

(本殿)
本殿

(神鷹の碑にとまっている鷹のオブジェ)
鷹のオブジェ

感想:輝元は当社の社領を没収したが社殿は保護したということでしょうか。



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