●犬田神社
住所:鳥取県米子市陰田町1440
駐車場:なし
読みは地名と同じ「いんだ」である。祭神は大巳貴命、国常立尊、天忍穂耳尊、木花咲屋姫命、武内宿禰命、など。創建年代は不明である。古来より山王大明神と称しており、65石の社領があったという。しかし次第に社領が減少し米子藩主・中村氏の時代には僅か3石となった。鳥取藩の時代になると2石が寄進される。明治維新後に現在の社号となった。
(裏の道は山道かと思ったらすぐに国道180号線に出た。この新しい180号線ができる前は西の山に続く道だったのだろうか)
(現在の米子市陰田町の風景。9号線バイパスの南側は米子駅から近いにも関わらず、のどかな景色が広がる。ちなみに南側は奥陰田、北側は口陰田と呼ばれる。出雲への出入り口だから口陰田なのだろうか)
感想:陰田(犬田)は天文2(1533)年に尼子経久が出雲の日御碕神社に寄進した文書が残っていることから、西伯耆に経久の支配が及んでいたという説明の際に名前が出てきます。