●安来市大塚町に行って来た
連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で初期の舞台になった島根県安来市大塚町に行って来た。水木しげるさんの妻・武良布枝さんの出身地で、ゲゲゲの女房のふるさととして売り出しているらしい。
(姫御前。戦国時代、尼子家の武将の姫が毛利軍が逃れたが当地で捕まって自害したため、供養の石を建てた。そののち地蔵堂を建立したという。根拠はないが尼子の残党を地元の者が殺して金品を奪い取り、毛利軍のせいにしたという可能性もあるのではないか。似たような伝承は隣の鳥取県南部町にもある)
(寛永11(1634)年に松江藩主・京極若狭守忠高が築いた若狭土手。このおかげで大塚の地が発展したが、近世~近代まで何度も堤防が決壊し氾濫している。出雲市にも同名の土手がある)
(文政7(1824)年に力士の稲妻咲右エ門が、同じく力士として活躍した兄・釈迦ケ嶽雲右衛門を偲んで建てた釈迦嶽兄弟碑。雲右衛門は身長が227センチもある巨漢だったそうな)
(寛永16(1639)年に大塚町の鎮護のために建てられ、母里藩の祈願所だった大塚両大神社。主祭神は天照大神と豊受大神である)
感想:山陰に戻ってきた時から行こうと思っていたが、近すぎたせいでいつも後回しにしていた。いつでも行けると思うとなかなか行かない。