禅定寺城(意宇郡の要衝の一つ)

●禅定寺城
住所:島根県松江市八雲町西岩坂
駐車場:なし
遺構:曲輪、土塁、堀切、畦状竪堀群
標高:88メートル/比高:54メートル

 城史は不明。当地を含む岩坂郷は北東に中海、南に熊野大社、西には玉造がある要衝だった。そのため戦乱に巻き込まれることがあり、応仁2(1468)年に尼子清定が春日城と共に岩坂に立て籠もった城を攻撃しているが、それが恐らく当城だと思われる。天文11(1542)年の大内義隆による第一次月山富田城攻めでは吉川経興が岩坂郷の平原で越年した。雲芸攻防戦と尼子再興戦で毛利軍が熊野城を攻める際、当地を通過したと思われる。

(取りあえず山頂を目指している曲輪らしきところに出た)
曲輪らしきところ

曲輪らしきところ

(山頂に到着。シダだらけで写真だと分からないが、ここも曲輪。そこから少しくだったところにある曲輪に移動した)
山頂

山頂

(更に下った場所にある主郭を尾根伝いに目指す。すると堀切に辿り着いた)
堀切

堀切

(主郭の土塁)
土塁

(主郭の曲輪)
主郭

主郭

主郭

感想:シダが多く道が分からなくなり迷いました。畦状竪堀群を探しましたが確認できませんでした。

(縄張図)
縄張図



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