妙心寺(真木氏ゆかりの寺)

●妙心寺
住所:島根県安来市広瀬町宇波504

 曹洞宗。延徳年間(1489~92)頃、出雲守護代に返り咲いた尼子経久は、月山富田城の南にある宇波地区の守りを固めようと宇波城主・真木氏に軍戦道具工場(たたら製鉄所などのことか?)の建設を命じた。その際、滝ノ上寺床に寺が建立されたが尼子氏と共に真木氏も衰微し廃寺となる。
 近世になって花園天皇の後裔だという妙心尼が宇波地区の住民の希望により当寺の開基となった。その後、同町の洞光寺の末裔となる。

本堂

境内

感想:滝ノ上寺床に建てられたのは真木氏の菩提寺だったのではないかと思われます。



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