美保関灯台(山陰最古の石造りの灯台)

●美保関灯台
住所:島根県松江市美保関町地蔵崎
駐車場:有り

 明治31(1898)年にフランス人技師の設計で建てられた山陰最古の石造りの灯台。大正11(1922)年に電化された。当初は地蔵崎灯台という名前だったが全国に地蔵崎の名称が多かったため美保関灯台に改められる。昭和37(1962)年に無人化された。平成10(1998)年、百周年の記念行事が行われ、同年にはドイツのハンブルグで開催されたIALA(国際航路標識協会)の総会で歴史的・文化的価値のある文化遺産として「世界の歴史的灯台100選」に選ばれた。令和4(2022)年、国の重要文化財に指定される。
 地蔵崎という地名は航行の安全を祈願して多くの地蔵が祀られたことからきている。

(美保関灯台)
美保関灯台

(駐車場付近から見た灯台と日本海)
灯台と日本海

(昭和2(1927)年8月24日に大日本帝国海軍が演習中に多重衝突を起こした美保関沖遭難事件の慰霊碑)
美保関沖遭難事件の慰霊碑

(近くにある沖之御前と地之御前の島は事代主神が魚釣りをするという場所ということで建てられた遙拝所)
遙拝所

(灯台付近から見た伯耆大山)
伯耆大山

感想:近くですがなかなか行くことがなく行った際も適当に見て帰ったので、次回はじっくりと散策してみようと思います。