藤井山五智院 岩本寺(四国八十八ヶ所霊場第三七番札所)

●藤井山五智院 岩本寺
住所:高知県高岡郡四万十町茂串町3-13
駐車場:あり

 真言宗智山派。四国八十八ヶ所霊場第三七番札所。本尊は不動明王、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩。天平年間(729~749)、行基が現在の高岡神社(五社神社)の境内に創建した。天長3(826)年、空海が行基が創建した寺を神宮寺として福円満寺とし、神社も5つに分けて五社大明神とする。その際、それぞれに本地仏を安置したため現在でも本尊が5体ある。
 享禄・天文年間(1528~55)頃に福円満寺が衰微したため、金剛福寺の住職で高岡神社の別当職の尊海法親王が福円満寺の法灯と別当の役目を当地に移し宿坊・岩本坊を創建した。天正17(1589)年にはその名が地検帳に見えるが16世紀末に焼失してしまう。その後、再建され岩本寺に改号した。明治4(1871)年に廃仏毀釈の影響で廃寺となるが明治12(1879)年に再興している。

(参道)
参道

(山門)
山門

(鐘楼)
鐘楼

(本堂)
本堂

(仏足跡)
仏足跡

(石仏)
石仏

(全景)
全景

(手水舎)
手水舎

(近世に当地を治めていた窪川山内家(林家)六代の墓)
窪川山内家(林家)六代の墓

感想:裏山の窪川城に行った際に参拝しました。



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