●高岡神社
住所:高知県高岡郡四万十町仕出原100
駐車場:不明
祭神は大日本根子彦太迩尊など。古代、伊予の河野氏の一族が争いに敗れ仁井田郷に逃れ開拓し仁井田大明神を総鎮守として創建した。天長3(826)年、空海が境内に神宮寺として福円満寺(のちの岩本寺)を創建し、神社も5つに分けて五社大明神とする。
戦国時代は仁井田五人衆に崇敬され、一の宮(東大宮)は東氏、二の宮(今大神宮)は西氏、三の宮(中ノ宮)は窪川氏、四の宮(今宮)は西原氏、五の宮(森ノ宮)は志和氏がそれぞれの氏の武神とした。天正11(1583)年、長宗我部元親・信親父子が造営を行っている。江戸時代は土佐藩主・山内家からの崇敬を受けた。社宝に仁井田郷の武将・中西権七が所有していた大太刀がある。
(今大神宮の鳥居。磯城細姫尊(観世音菩薩)を祀る。右側が駐車場っぽかったので、そこに車を駐めた。トイレもあった)
(中ノ宮の鳥居と拝殿。大山祇命・吉備彦狭嶋命(阿弥陀如来)を祀る。高岡神社の中心に建つ)
(森ノ宮の鳥居。伊予店狭貫尊(地蔵菩薩)を祀る。見ての通り、ここだけ階段が急で上がるのが恐かった)
感想:五社の神社は道沿いに並んでいるので、まとめて参拝できます。長宗我部の家臣の中でも仁井田五人衆がもっとも気になる存在だったので、参拝できて感無量でした。