●常陸 小田城
住所:茨城県つくば市小田
駐車場:有り
12世紀末、常陸守護に任ぜられた八田知家が築城したと伝わる。後裔は小田氏を名乗り南北朝時代には南朝方として活躍する。南朝の北畠親房は当城で『神皇正統記』を執筆した。
戦国時代には大掾氏、結城氏、北条氏、佐竹氏などと戦い、当城を巡る激しい争奪戦を繰り広げている。当主・小田氏治が永禄12(1569)年の手這坂の戦いで敗退すると、佐竹氏配下の梶原政景が入り改修した。関ヶ原の戦い後、佐竹氏が秋田に移封されると廃城になる。
感想:訪れた2014年は工事中でしたが、現在は整備されているそうです。