東日山法常寺(竹原小早川家の位牌所、尾関石見守の墓)

●東日山法常寺
住所:広島県三原市西宮1丁目8-1
駐車場:あり

 曹洞宗。正嘉2(1258)年、安芸木村城の北に竹原小早川家の菩提寺として創建された。創建当初は天台宗だったが、天文8(1539)年に小早川興景が曹洞宗に改宗している。毛利元就の三男・隆景が竹原と沼田の両小早川家を継いで新高山城に居城を移した際、三原市本郷町船木に祈願所として寺を移した。永禄10(1567)年、隆景が三原城を築城すると西の出城を兼ねて現在地に移している。慶長2(1597)年、隆景が亡くなると当寺で葬儀が行われた。開山堂には累代の竹原小早川家の位牌が安置されている。

(山門)
山門

(境内)
境内

(小早川隆景を祀る祠)
小早川隆景を祀る祠

(本堂)
本堂

(福島正則の家老だった尾関石見守と隠岐守の墓。福島正則が小早川家に関する寺社に対して所領没収などを行った際、二人が所領の回復などに尽力したことから後年建てられた)
尾関石見守と隠岐守の墓

参考文献:広島県の地名、現地の案内板、三原観光navi

感想:開山堂の存在を後で知ったため、撮影していなかったです。



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