山陰・山陽2500キロ史跡巡りの旅(6日目:須佐神社・長浜神社)

 平成18年8月17日(木)、明日は愛知県に帰るので、今日は小休憩。ということで、島根のじーやんとばーやんの墓参りに行った。このじーやんは歴史が好きで、親戚の人の話だと、城に行くと案内板をじっくり読んで迷惑がっていたらしい。う~~ん、覚えてないなあ・・・。出雲大社や松江城には連れて行ってもらったのは覚えているけど。

 私が歴史好きなのはこのじーやんの遺伝子なんだろうな。本まで出しちゃったよ、じーやん・・・ーー;
(祖父母の墓の写真・・・はない。いくら私でもそれは写さない)

 そこで帰るのもなんなんでちょっと(かなり)足を伸ばして、奥出雲まで行った。まずは須佐神社。そのまんま須佐之男命が奉ってあるのだが、今ここは話題の場所らしい。なんでも江原啓之とかいう人が「ここが日本で一番気のパワーがある」とか言って若い女性に人気らしいのだ。立久恵峡より奧なのに。
 まあ、立久恵峡も久しぶりに行くか、と思って行ったのに、立久恵峡は通り過ぎた。なんか面倒くさかった。ということで、須佐神社に到着。
 ・・・普通の神社やね。でも、歴史はありさげな気がする。平日だったので、特ににぎわっても無かった。

(須佐神社)

 ここで次に行く長浜神社の場所を聞く。神主さんが出雲言葉全開で聞き取りが非常に難しかったので、奥様の通訳で何とか会話が出来た。「伯耆地方からきなはったなら『おおがむやまずんじゃ』は知っとるだろ」って言われたとき、思わず「え?」って言っちゃったよ。ああ、この前言った大神山神社ね・・・。私、昔から出雲言葉は聞き取れなかったんだよね・・・--;
 それから隣の食堂でまた出雲蕎麦を食べた。平日だったので、周りから聞こえてくるのは出雲言葉ばかり・・・。ああ・・・100%山陰だねえ・・・。本当に土日は遠くからここまで来ている人がいるのだろうか。ちなみにパワーとかはよう分からんかった。まあ、分かろうとしてなんだけど。鰯の頭も信心から、だな。
 って、言いながら、次の長浜神社はそういうのが目的だった。蕎麦を食べ終わると北側に戻って、ちょっとだけ迷ったけど長浜神社に着く。ここは国引き神話所縁の地で、また朝鮮出兵の際に豊臣秀吉や加藤清正・福島正則が参拝して、そのご利益で初戦は連戦連勝だったので、スポーツに勝利する神社として知られている・・・。って、日本軍は後半ぐだぐだやったやん。ご利益あるのだろうか・・・。そんな不安を抱えながら勝負に勝てるように祈った。そしてお守りを買った。

(長浜神社)

 それから親戚の家に寄った後、ぶらぶらして自宅に戻った。
 そして友達の家に用があったので行くとすんごい雨になってきた。あらら・・・山陰にいる最後の日なので、地元を撮って帰ろうかと思っていたのに残念、と思ったら海の方は晴れている。ということで、用を済ますと海の方へと向かった。
 おお・・・きれいな虹が・・・。

(虹)

 それから展望公園に行き、実家に戻って来てから日課となっている夕日撮影。雨が降っていたから心配だったけど、晴れたので見事撮れた(実際はこっちは小雨で向こうだけ晴れていた)。父親の「雨が降って畑に水が欲しい」という願いと、私の「晴れて写真が撮影したい」という思いが両方叶った。こんな運のいいときもあるんだね。

(御来屋の街と夕日)

 明日はいよいよ実家を立ち、山陽側を通って帰ります。さようなら山陰。I LOVE 山陰(by BSS)。山陰の夏は本当に良かった・・・。



山陰・山陽2500キロ史跡巡りの旅(6日目:須佐神社・長浜神社)」への2件のフィードバック

  1. 私もそういうのは苦手ですね。
    何言われても「コールドリーディングスだな」って思ってしまう。
    でも、人はいつそっちの世界に行くか分からないですよ。
    あちらの世界へは片道切符なので、そうなったらさよならですね・・・TT

    水木しげるロード・・・機会があったらご案内しますよ!

  2. スピリチュアルってやつですね。
    オレ、そういう(どういう?)パワーを感じる(と信じている)人とは友達になれないので、筑後川さんが感じなくて良かったですよ(笑)。

    山陰、いいっすね〜。
    史跡ももちろんいいけど、水木しげるロードもいいな(笑)。

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