周防千葉城(宇賀島衆の拠点の一つ)

●周防千葉城(せんばじょう)
住所:山口県熊毛郡上関町室津(字・千葉)
駐車場:鳥居の前に駐車スペースあり
遺構:なし
標高:110メートル/比高:31メートル

 築城年代は不明だが瀬戸内海の海賊・宇賀島衆の山城だった。瀬戸内海に突き出ており対岸の平郡島などが一望できる位置にある。周防を支配していた大内氏が戦功で海賊の村上氏に当地を与えたことにより、上関周辺の海では宇賀島衆と村上氏が争っている。弘治元(1555)年の厳島の合戦で陶晴賢に味方したため宇賀島衆は没落し当城も廃城になった。城址には千葉稲荷神社が建っている。

(鳥居)
鳥居

(参道)
参道

(奉納された鳥居)
鳥居

(急な石段が続く。途中、曲輪群のように見える場所があったが・・・)
石段

石段

石段

(千葉稲荷神社)
千葉稲荷神社

千葉稲荷神社

(神社から東を望む。中央に見えるのは下荷内島。木が無ければ本文に書いたように平郡島も見えたのだが)
瀬戸内海

感想:稲荷神社が曲輪を利用して建てられたのかもしれませんが山口県教育委員会の報告書では消滅したとなっています。



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