名和瀧不動明王(不動さんの火渡り)

●名和瀧不動明王
住所:鳥取県西伯郡大山町加茂
駐車場:なし

 明治29(1896)年、当地で疫病が流行った際に勧請されたと伝わり地元の大峯行者によって管理されていた。毎年、8月18日(戦前は七夕)に大峯行者による火渡り護摩(不動さんの火渡り)が行われていた。火渡り護摩では、堂の前に注連が張られ、東西南北と正面に五大明王を勧請する。この神域には杉の葉と松の割木が敷き詰めてあり、行者が短刀を使って加持祈祷し点火。行者はその火の上を歩いて渡り、その後、参拝者・信者も渡るというものだった。

(参道)
参道

(全景)
全景

(不動堂? ○に瀧のマークがおしゃれ)
不動堂

(名和瀧)
不動堂

(近くに建っていた金比羅大権現の常夜灯)
金比羅大権現の常夜灯

(近所にあった漁船。今は荷物置き場になっているようだ)
漁船

参考文献:鳥取県文化観光事典、とっとりデジタルコレクション

感想:現在も火渡り護摩が行われているかは不明です。



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