今日は静岡市に行ってきた。目的はすんぷ夢ひろば。ここで温泉でも入って、ゆっくりしようというのが狙いだ。 余裕を持って朝の7時前に出発。高速道路を使って普通に走っていると、朝の9時過ぎには静岡市に到着。「すんぷ夢ひろば」の温泉(天下泰平の湯)が空くまで1時間近くあったので「すんぷ夢ひろば」の近くにあった久能山東照宮に行くことにした。
2006年2月11日に静岡に行った際も寄ったが、前回は日本平からのロープウェイだったので、今回は徒歩で1200段を登ることにした。
汗をかきながら登ると東照宮に到着。う~ん・・・当たり前だけど前回と同じやね。まあ時間をつぶすだけだからいいか。写真をちゃちゃっと撮っておしまいにした。
適度な運動もしたし、時間も経ったので今度こそ「すんぷ夢ひろば」に行く。駐車場は土日なので、そこそこ車があった。観光バスのコースにもなっているし、そこそこ流行っているみたいだ。
中に入るとセットみたいなお店が並んでいた。お店の中は普通のお土産や食べ物が売っていた。
(街並みというか中はこんな感じ。そこここに「大御所400年祭」の幟があった。ちなみにここだけじゃなく静岡市内のあちこちにあった)
お土産をぶらぶらと見た後、目的の温泉に入る。中で「すんぷ夢会員になると温泉に料理が付いて2500円ですよ」と言われたので、会員になった。
男子風呂の中は家康の生涯にちなんだ風呂の名前がついていた。あ~、いい気分。男女共有で合戦の名前のついた風呂もあったが、水着を借りて入るのが面倒でやめた。「三河の一向一揆の湯」「小牧・長久手の戦いの湯」など素敵な名前ばかりなので行っては見たかったのだが・・・。
風呂から上がると中の土産物を見た後、会員になった際にもらった料理券を使って食事をする。
食事は・・・まあ普通でした。そして温泉が終わると、今度は徳川家康ミュージアムに行く。徳川家康の生涯が分かるのと、リアルな蝋人形が売りらしいのだが・・・正直、ここは行って損したとしか思わなかった。中はそこら辺の本やネットですぐに分かるような話が書いてあるばかり。蝋人形も確かにいい出来だとは思うけど、1000円払って見る程じゃあない。200~300円くらいがいいところじゃないの? ちなみに土曜日なのに自分たち以外誰もおらず、がらがら・・・--;
これで「すんぷ夢ひろば」は終了。まだ13時半だったので、私が「駿府城に行きたい」と無理を言って行かせてもらった。2年ぶりかな・・・。
駿府城は当然、前と一緒だったのでさっさと終了。
もちろんまだ時間があったので、観光マップを見て臨済寺に行くことにする。雪斎がどうとかこうとか書いてあったので今川家と関係あるのだろう、という程度の動機だったけど。
駿府城から10分くらいで到着。なんか歴史がありそうな寺だなあ・・・。
(臨済寺。本堂で何かを読んで修行をされている方がおられました)
ここに雪斎さんの墓があるというので墓地の一番上まで行って探す。そうしていると同行者が
「おお!中村一氏の墓がある」
と言うので、見てみると五輪塔の横にしっかりと『中村一氏之墓』とあった。二人で撮影する。
(中村一氏の墓。同行者は歴史に興味がないので、写真を撮ってどうする気なのだろうか・・・? ちなみに一氏を知っていたのは去年の大河ドラマ『功名が辻』を見ていたから)
雪斎さんの墓はあったので、最後に今川氏輝の墓を探す。碑はあるのだが、どれが墓だが分からない。私がずっと探していると、再び同行者が
「この墓に今川氏輝の墓と書いてあるよ」
と言うので、見てみると確かに墓の下辺りに『今川氏輝墓』と彫ってあった。再びありがとう!
(今川氏輝と今川一族の墓)
それでもまだ時間があったので、今度は歩いていけるほど近くにあった浅間神社に行く。ここは家康と関係があってどうとかこうとからしい。
確かに歴史がありそうな建物だったけど、特に興味のあるものはなかったので、写真を撮って終わり。
それから同行者が「浅間神社前の商店街を歩きたい」と言うので、ぶらぶらと歩いてみる。普通の商店街だなあ、と思いながら歩いていると、同行者が「変な銅像があるぞ」と指差すので行ってみると・・・山田長政じゃあないか!ここが生まれた場所だったのか・・・。
(山田長政の像。なんというか・・・同行者が「ムエタイの選手?」と言っていたが、まさにそう。当時ってこんな格好だったの?)
これでやっと今回の旅は終了。三ヶ日まで戻ってウナギを食って帰りました。
(鰻丼。私はこういう商品紹介みたいな写真を撮るのが苦手・・・>< 肝心の味は脂がのっていて、とてもとても美味しかったです)
今回の感想
1.同行者のおかげで思わずいろんな史跡に気づくことが出来た。助かりました。
2.ゆっくりするつもりだったのに、結局いつもの史跡巡りになっていた。楽しかったけど、疲れた・・・(-。-;)
3.また静岡に行くかも(史跡巡り抜きで)。
何の予備知識もないと先入観がないですから、冷静な目で見られていいですよね。
今川氏輝の墓では危うく関係ない方のお墓をとりかけていました。
臨済寺は周辺のお寺の中でもかなり格式の高い寺だったのか、お墓にも修行中の若い方がたくさんおられて掃除をされていました。
これを読んで、やっぱり第三者的な同行者は必要だな、って思いました。
「好きだ」という感情だけで何かに捕われているのか、客観的であろうとしても、好きなものを目の前にしてその立ち位置をキープするのはなかなか難しいものだな、と。
臨済寺って修行寺なんですね。