●神西城
住所:島根県出雲市東神西町
尼子十旗の一つ。中世の頃は城の谷間まで神西湖が入り込んでおり、石見沿岸部から出雲の内陸に侵入する際の要衝にあった。
(光成登山口から登る。登山道に沿っていけば10分くらいで山頂に着くが、今回は中央の曲輪群に行ってみた。思っていたよりも整備されていた。ここの左右まで水が入ってきてたんだな)
(堀切の先の曲輪群。当時は神西湖(か繋がっている川)方面に延びていたのだろう。先端まで遺構があったらしいけど、竹藪になっていて進むのを断念して引き返した。北の民家側から取りつけば行けたかもしれん)
(道沿いの曲輪群から北に延びる曲輪群があるらしいのだが、竹藪と急斜面で断念)
(主郭の東にある那売佐神社。築城前から建っていたようなので、以前は城と神社の間は断崖で行き来はできなかったのだろう)
感想:歴史についての詳しいことは『山陰の戦国史跡を歩く 島根編』を参考にしてください。
これでも2/3くらいしか遺構を見ていないです。如何に京極・尼子・毛利が重要視したかが分かる城でした。
神西城の正式名称は龍王山竹生城らしいですが、『出雲尼子史料集』を見ても出てきません。琵琶湖にある竹生島と何か関係があったのでしょうか。