松高山普門院(出雲の豊国神社の名残)

●松高山普門院
住所:島根県松江市北田町27
駐車場:有り
 天台宗。慶長年間中期(1600~10年)、堀尾吉晴が同市西川津町市成に豊国神社と共に願応(がんのう)寺を創建したのが始まりである。慶長20(1615)年の大坂夏の陣で豊臣家が滅亡すると豊国神社は廃社となり当寺の寺領も没収された。そのため願応寺の開基として招かれていた清水寺(安来市)の大宝坊院主・賢清が松江を去ろうとしたため、堀尾忠晴は普門院と改号し30石を寄進する。延宝4(1676)年に焼失したため現在地に移転された。

(山門)
山門

(本堂)
本堂

(松江藩の初代藩主・松平直政が霊夢により松江城内に城山稲荷神社を建て当寺を別当寺とした。その関係で境内にも稲荷神社が建っている)
稲荷神社

感想:『山陰の戦国史跡を歩く 島根編』から割愛した史跡です。



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