松尾山保寧寺跡(江戸時代の尼子氏の菩提寺)

●松尾山保寧寺跡
住所:島根県浜田市金城町上来原183
駐車場:なし

 臨済宗。応永年間(1394~1428)、南源の開基と伝わり現在地の西にある雲城(雲木)山に創建されたという。近世には尼子倫久(大名としての尼子家最後の当主・尼子義久の弟)の後裔・佐々田家の菩提寺になった。下来原の永徳寺を合併するが明治13(1880)年、永徳寺の檀家の願いで分離している。昭和53(1978)年頃、解体され位牌などは永徳寺に移された。

(保寧寺跡。民家が建っている)
保寧寺跡

(寺の遺物のような物があった)
寺の遺物

参考文献:尼子氏と縁の地・金城町、金城町誌 第二巻、島根県の地名、石見社寺案内

感想:参考文献を読む限りでは建物は無いが、廃寺にはなっていないという良く分からない状況のようです。
 今でも小堂があり本尊の観世音菩薩が安置されているようですが道が狭く対向車が来たら邪魔になるため、確認せず直ぐに立ち去りました。



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