浄貞寺(安芸氏の菩提寺)

●浄貞寺
住所:高知県安芸市西浜556
駐車場:あり

 山号は元親山。曹洞宗。創建年代は不明だが、安芸城主・安芸元親が文明年間(1469~87年)に安芸市井ノ口の会下谷にあった寺を移転して自身の諱と法号を付け安芸氏の菩提寺とした。近世初期に焼失したが再興している。明治の廃仏毀釈で廃寺になるが、明治19(1886)年に再興している。

(山門)
山門

(本堂)
本堂

(羅漢堂。土佐藩の初代~六代までを祀っている)
羅漢堂

(近世末期に創建された安芸氏を祀る安芸神社)
安芸神社

(安芸元親の墓)
安芸元親の墓

(安芸元親の孫で、永禄12(1569)年に長宗我部元親と戦って敗れ自害した安芸国虎の墓)
安芸国虎の墓

(国虎の家臣で殉死した有沢石見守の墓)
有沢石見守の墓

(国虎夫人を実家の土佐一条氏のもとまで送り届け帰国後に自害した黒岩越前守の墓)
黒岩越前守の墓

(伝・安芸国虎夫人の墓)
安芸国虎夫人の墓

(大刀洗の池。国虎が切腹の際、太刀を浄めたと伝わる)
大刀洗の池

(袂杉。国虎夫人が墓参りの際に袂に入れて植えた。初代は大正9(1920)の台風で倒れ現在は二代目である)
袂杉

感想:史跡とは全く関係ないですが、寺に続く道で車を走らせていた際に電気工事と遭遇し作業員から「5分で終わりますから待って下さい」と言われた。クレーンで作業しており、どう見ても10分以上かかるだろうなと思ったらその通りになった。
 ああいう時、その場だけ相手のイライラを鎮めるため早めの時間を言いたくなるが、待たされたため後で余計に怒られるので適切な時間を伝えた方がいいと思う。