亀居山大乗寺(円山応挙の修行の地)

●亀居山大乗寺(応挙寺)
住所:兵庫県美方郡香美町香住区森860
駐車場:あり

 真言宗。通称は応挙寺。本尊は国の重要文化財に指定されている木造聖観音立像である。天平17(745)年、行基の開山と伝わる。建武元(1333)年、当寺の二人が大和大峯山と思われる場所に修験として入ったことが記載されている古文書が残っており、修験道との繋がりがあったことが分かる。その後、戦乱のため衰微したが廃寺は免れた。
 近世になって客観的写生主義を唱えて絵画の一派となった円山派の祖・円山応挙が、修業時代に当寺の住職からの支援を受けたことから、再建の際に天明7年~寛政7年(1787~95年)にかけて弟子たちと共に障壁画を描き昇風などを作成している。それら165点が国指定重要文化財である。本堂は正徳2(1712)年に、山門は安政2(1855)年に再建された。

(石垣と塀)
石垣と塀

石垣と塀

(山門)
山門

山門

(鐘楼)
鐘楼

(客殿と応挙の像)
客殿と応挙の像

(瑠璃光殿)
瑠璃光殿

(大悲殿)
大悲殿

参考文献:兵庫県の地名、大乗寺公式サイト

感想:同行した方が仏像などに詳しい方で参拝したと言われたのでついていきました。客殿内部でトリックアートのような障壁画などを見学しました(有料)。内部は撮影禁止なので写真はありません。



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