2013年5月3日(金)、サントリー山崎蒸溜所の見学に行って来た。ウィスキーは大好きだが、詳しいことを聞かれると答えられないので知っておいた方がいいと思って。
予約した30分前にJR山崎駅に到着。出発の際、マナカで最寄りのJR駅の構内に入ったのだが、途中に無人駅があったために山崎駅の自動改札が使えず、結局は駅員さんに頼んで出してもらった。しかも帰省の途中に寄ったのにコインロッカーが無くてキャリーバッグをコロコロさせたまま行くことになるし…。
歩くこと10分、工場に到着。手前の踏切は頻繁に遮断機が降りていた。
受付で荷物を預けると中に入る。入るとサントリーの歴史についての資料が展示してあった。
資料を見終わると案内の女性の元に集まっていざ出発! まずはサントリーの創業者・鳥井信治郎の像の前で説明を受ける。内容は忘れた…。注意事項が主だったと思う。
いよいよ工場内へ。最初は仕込槽を見学。ここで麦芽をろ過し麦汁をつくる。
その後、酵母を使って発酵槽で麦汁からアルコールを造る。ここは中に入れなかった。衛生上の問題もあると思うが、臭いがきついのも理由の一つらしい。
次に単式蒸溜釜を使って、二度の蒸溜を行い濃縮された無色透明のアルコールを造る。
無色透明のアルコールは樽に詰められ長い眠りにつく。この期間にウィスキー独特の琥珀色が着き、樽の種類や熟成する期間によって味や香りが違ってくる。この熟成の間に蒸発したものが「天使の分け前」と呼ばれることは良く知られている。
(ずらっと並んだ樽。この日は特に香りがきつくて、軽く酔った気分になった)
(工場創業時からある1924年の樽。中身が入っていたら超レアものなんだろうな)
見学はここで終わり続いて山崎を使ったハイボールの試飲。これが爽やかで旨かった! 名水を使用しているのと配合の絶妙なバランスが美味しさの秘訣なんだろうな。これは家では無理だわ。
そして酔った見学者一行は売店に移動。サントリーの目論見通り、ここで気分の良くなったみんながお土産を買う。普段、ウィスキーどころかお酒すらほとんど飲まないツレもウィスキーとソーダのセットを買っていたよ。まあ俺も「山崎ハイボールタンブラー(ステンレス)」を買ったんだけど。
最後にロビーに行った。ここでも有料でお酒が飲めるけど昼間はなるべく飲まないようにしているので軽く見た後、工場を去った。
(ずらっと並んだウィスキーの見本。取られないように底が固定されていた)
感想:何となく詳しくなったような気がしました。でも一番分からないピートについての説明が聞きたかったなあ…。
蒸留所は山崎の合戦でお馴染みの天王山の麓にあったけど、酔っていたので登らなかったです。