住所:島根県松江市枕木町205
臨済宗南禅寺派。枕木山の山頂に建つ。825年、智元の開基で当時は天台宗だった。鎌倉時代末期、亀山天皇が病気の際に当寺の水を献上したところ平癒したため、亀山天皇が帰依し臨済宗に改宗させている。
戦国時代になると尼子・毛利軍の戦乱の舞台となり兵火で伽藍が焼失し衰微した。しかし堀尾氏が松江藩主となると松江城の鬼門に当たる当寺を祈願所とし、その後に松江藩主となった京極氏、松平氏の崇敬を受け再興している。
(松平直政が建立した仁王門)
(参道途中に建つちょっとコミカルな不動明王の石像。写真では伝わりづらいですが、かなりの大きさ)
(中海・境港方面を望む。この景色を見るためだけでも当寺に来る価値がある。霞んでなければ大山なども見えるらしい)
感想:山陰人にとって、枕木山の山頂はお寺よりもテレビ塔があることで有名かも。