薬師山祥雲寺(杉治部大輔隆泰の墓)

●薬師山祥雲寺
住所:山口県岩国市玖珂町805
駐車場:?

 曹洞宗。もとは同市の玖珂町谷津の寺ヶ浴にある臨済宗の寺で、当地区にある鞍掛山城の城主だった杉氏の菩提寺だった。末寺や塔頭も多く大寺院だったが、弘治元(1555)年に鞍掛山城が毛利軍に落とされ杉氏が滅亡すると大檀那を失って衰微し近世には建物が消失し石垣だけになってしまう。
 慶安年間(1648~1652年)、岩国を支配していた吉川氏の援助を受けて末寺の城泉寺が再興し祥雲寺の本尊の薬師如来を有した。元禄14(1701)年、現在地に移転。元文4(1739)年、寺号を本寺だった祥雲寺に改める。

(入口と本堂)
入口と本堂

(境内にある秋葉神社)
秋葉神社

(杉治部大輔隆泰と父・土佐守貞泰の墓(供養塔?))
杉治部大輔隆泰と父・土佐守貞泰の墓

感想:この辺りは住宅街で車で入るには注意が必要です。ちなみに杉氏の墓は2009年に撮影のもので今は周りに一般の方の墓地が建っています。



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