住所:滋賀県大津市石山寺1丁目1-1
真言宗。西国三十三所第十三番札所。平城京建設の際、瀬田川を利用して木材を奈良に運ぶ途中にあった石山に役所が建てられたのが起源だと伝わる。747年(749年とも)、聖武天皇の勅願で良弁が開基した。761年、本堂などが増改築される。1004年、紫式部が当寺で源氏物語を書き始めたという伝承がある。
建久年間(1190~1199年)、源頼朝が東大門などを建立した。1600年には淀殿が修理に尽力している。1613年に徳川家康が600石を寄進した。
大津屈指の古刹で「漢書 高帝紀下、列伝第四残巻」「延暦交替式」「木造毘沙門天立像」「木造維摩居士坐像」など多数の国宝・重要文化財を所蔵している。
(蓮如堂。1602年に淀殿が当寺の増改築した際、三十八所権現社の拝殿として建築された。明治時代以降は蓮如の遺品などを祀るようになったことからこの名がついた)
(四国霊場八十八ヶ所の土が埋めてある宝篋印塔。この周りを廻ると八十八ヶ所を巡るのと同じ功徳が得られるらしい。よくある感じのものだけど一応廻ってみた)
(国宝・本堂。1096年の再建で滋賀県でもっとも古い建物である。中は撮影禁止)
(本堂の一角にある源氏の間。紫式部がここで『源氏物語』の筆を起こしたと伝わる。ここは撮影禁止じゃなかったので撮っておいた)
(めかくし石。目を隠してこの石を抱けば願い事が成就するらしい。私は試してない)
(2008年に建てられたばかりの光堂。の割にはかなり古びた感じがするけど…。造りというより汚れのせいかな)
(木に囲まれた龍穴ノ池に建つ八大龍王社。さすがにここに来る人はほとんどいなかった)
感想:まあとにかく観光客が多かったです。そしてとにかく広い…。