●出雲鳶ヶ巣城
住所:島根県出雲市西林木町
雲芸攻防戦の最中、毛利元就が尼子氏攻略のため築城した。
(山麓の曲輪群。ここが毛利軍の兵站基地だったらしく、尼子を倒すための兵や補給物資が斐伊川を経由して宍道湖方面に輸送されたのだろう)
(西1曲輪。道が狭いところがあって少し危険。すぐ下が登山道なので落ちても大怪我はしないと思うが。落ちても責任は取りません)
(登山道を登り切るとある南1曲輪と南2曲輪。斐伊川と出雲平野を一望できるが、当時は斐伊川の流れも違い、平野も湿地帯という様相だった。今のようになったのは松江藩や大梶七兵衛などのおかげである)
(東1曲輪。この城の主郭部はヒトデのような形をしており、主郭を中心に、北東、北西、南東、南西の四ヶ所の突き出たところに曲輪がある。)
(北1曲輪と北2曲輪。ここには土塁の他に虎口があったらしいのだが分からなかった)
(北の曲輪群の主郭。西に延びる曲輪と土塁があったらしいのだが不明のまま終わった)
感想:歴史についての詳しいことは『山陰の戦国史跡を歩く 島根編』を参考にしてください。
北の曲輪群以外は丁寧に看板が立っており初心者でも廻りやすい城でした。