2011年三重県北部史跡巡り(織田信孝の墓・伊勢高岡城・伊勢上野城)

 2011年4月16日(土)、また津市で藤堂高虎に関する講演会があったので三重県に行って来た。でも、その前に少しだけ史跡巡りを・・・。

1.峯城・・・亀山市川崎町森。1367年、峯氏によって築城。小牧・長久手の戦いで羽柴軍に攻められ落城。
感想:登る時間がなかったので、大体この辺りだろうという写真を撮って終了。

2.福蔵寺・・・亀山市関町木崎417。1583年、織田信孝の菩提寺として創建された。
感想:有名な関宿の通りにあるので、車で行くと苦労する。

(山門)

(仇討ちで有名な関の小万の墓)

(織田信孝の墓)


3.伊勢高岡城・・・鈴鹿市高岡町。標高50メートルの山城で神戸城の北の守る役目を果たしていた。1567年及び翌年、織田信長が大軍を率いて攻めて来たが、落とすことができずに和睦している。現在は公園になっている。
感想:山頂の公園に行く道が、車で行けるか不安になるほど狭い。公園には10台程度の駐車場がある。

(公園の入り口。右側の雑木林に遺構があるらしい)


4.伊勢神戸城・・・鈴鹿市神戸本多町。神戸氏の居城。江戸時代には石川氏・本多氏などが城主となっている(詳しくは→神戸城をご覧下さい)。
感想:写真を撮り直しに来ただけ。

(天守台の石垣)


5.大黒屋光太夫記念館・・・鈴鹿市若松中1ー1-8。大黒屋光太夫は伊勢の生まれ。積荷を運ぶ途中、難破しアリューシャン列島に流される。その後、ロシアに行き10年後に日本に帰国している。
 記念館は生誕地の鈴鹿市に2005年開館した。
感想:何となく寄ってみた。

(大黒屋光太夫の像)

(難破した神昌丸の模型)


6.伊勢上野城・・・津市河芸町上野。1570年、織田信長の弟・信包が津城の仮城として築城。今年の大河ドラマ『江』で出ている浅井三姉妹がいたらしい(詳しくは→伊勢上野城をご覧下さい)。。
感想:大河ドラマでどれだけ盛り上がっているのか見たくて行ってみた。予想以上の人で駐車場は満杯。前に行ったときは地元の方が数人いるだけだったのに。説明版なども新設されていた。

(ゴーちゃん)

(新設された・・・なんて言うんだろう、これ。本丸にあった)


 これで史跡巡りは終了。高虎の講演会に行った。今回のテーマは高虎の逸話で有名な『出世払いの白餅』をいつ頃どこで食べたのか、だった。
 この講演会は良かった! いらん前置きは無し。史料と現地取材をもとにした内容で大変勉強になった。余談も興味深かった。『ときめき高虎会』の講演会に5回くらい行っているが初めてまともなものだった。
 今までは、前置きが長く本題は駆け足、余談は高虎と関係ない(酷い時は他の武将の悪口とか)、パソコンなどを使っての画像も交えた説明が無く分かりづらい、など『くだくだ高虎講演会』って感じだったので(それでも通う自分が悪いのだが)。

本日の感想:次回の講演会もこのクオリティでお願いします。

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