津野氏の塔婆(津野親忠の墓)

●津野氏の塔婆
住所:高知県高岡郡津野町姫野々
駐車場:不明

 当地には津野親忠の分骨が納められた墓が建っていたが、江戸時代に荒廃した。だが明和5(1768)年、聖音寺の玉伝が再建し一緒に津野氏累代の供養塔も建てている。

(全景。津野氏の居城・姫野々城の方を向いている)
全景

(中央の三基が津野氏累代の供養塔。初代の経高から親忠の名前までが刻んである。左が聖音寺を開山した順慶尼の塔で、右は津野氏の姫・天寿院の碑)
津野氏累代の供養塔

感想:自然の石を使った石段が雨に濡れており、降りる際は滑ってかなり苦労しました。
 道を挟んで東側の字名が「鐘突堂」「法真坊」なので寺があり、そこが墓の管理をしていたのだと思います。現在、その場所は公園になっており段々になっているので寺院跡に見えますが資料が見つかりませんでした。