住所:茨城県常陸太田市天神林町2404
真言宗。985年、花山天皇の命で創建されたという(異説有り)。創建当時は馬坂城の北側に建っており観音寺という寺号だった。佐竹氏の崇敬が篤く1296年に6代・長義が寺領を寄進し、佐竹寺に寺号を改めている。1543年に焼失したが、1546年に18代・義昭が現在地に再建した。江戸時代に佐竹氏が秋田に移封されると衰退する。
(茅葺き・寄棟造(屋根が四面に分かれているもの)の本堂。国の重要文化財である。手前には灯籠があったのだろうが台しかない。東日本大震災の時に倒壊したのだろう)
感想:仁王門・本堂ともに一見の価値有りです。