住所:福井県あわら市中番
祭神は天津児屋根命、武甕槌命、経津主命、姫太命。平安時代、越前坂井郡(現在のあわら市と坂井市)には大和興福寺の荘園があった。その繋がりで斎藤伊傳が1011年に大和の春日大社より分霊を勧請するため春日大社に100石を寄進。その後、伊傳の子孫が1110年、井口神社の境内に社殿を創建したのが当社の始まりである。
現在の本殿は1699年に建てられ現在も当時のほぼ形を残している。当時、本殿の造営費は富くじ(現在の宝くじ)によって集められた。
神主の大連氏は大和から越前に移り、平安時代から江戸時代まで周辺の用水の維持・管理を任されていた。
(春日神社が建つ前から存在していた井口神社。水利の不便だったこの地が豊かになることを願って建てられたという)
感想:この辺りではイチオシの史跡だったので寄ってみました。本殿は当然だけど入れなかったので、横から見ましたが立派なのかどうか良く分からなかったです。