住所:滋賀県大津市馬場1丁目5-12
1184年、木曽義仲の戦死後に側室・巴御前が当地に義仲を埋葬したことが始まりだと伝わる。室町時代末期に南近江の守護・六角氏が当寺を再建した。江戸時代中期までは義仲の墓と伝わる塚があるだけの小さな寺だったが、義仲を敬愛した松尾芭蕉が度々訪れ遺言により当寺に葬られたことから興隆する。その後、再び荒廃するが1769年には蝶夢が復旧に努めている。
その後、火災や洪水など度々の苦難を乗り越えたが、太平洋戦争後に荒廃の極みに達する。そこで東京の一個人の篤志により1965年に再建され、1985年に現在の形となった。現在は境内全体が国の指定史跡となっている。
感想:境内は広くはないですが墓や塚、御堂などが数多くあり見応えのあるお寺でした。