妖怪草紙 くずし字入門

 いっちゃん最初に候文を読みたいと思って買ったもの。内容としては江戸時代に出版された絵入りの本『草双紙』を元にくずし字の基本を学んでいこうというもの。一文字一文字、非常に丁寧に解説されており、平仮名と一部の漢字を覚えることが出来ます。が、、、これは江戸時代になって統一されたくずし字が載っており、戦国時代の武将みたいに自分勝手なくずし字で書いてあるものを読むのは無理です。でも候文の基礎の本としてはいいものだと思います。
 私も買った当初はこれに載っているくずし字を覚えていましたが、必要がないので徐々に忘れていきました。今はほとんど覚えていませんーー; ただ付録の『主要変体仮名一覧』は大日本史料で読めない平仮名が出て来た時に役に立っています。


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