三河田原城(戸田氏・三宅氏の居城)

住所:愛知県田原市田原巴江

 1478年頃、今川氏に属していた戸田宗光が築城。戸田氏は田原城を拠点として渥美半島を制覇した。その後、戸田氏は三河の松平氏とも手を結んで、うまく戦国時代を乗り切っていた。しかし1547年、織田氏の勢いが盛んになると、今川氏に送られるはずだった松平家の嫡男・竹千代を奪い取り、織田信秀に渡してしまったため、今川氏の恨みを買い、田原城は落城させられてしまう。
 以降、今川氏の領地となり家臣が入ったが、桶狭間の戦いで今川氏の力が衰えると徳川家康が東三河を制圧し、家臣の本多氏が入った。1590年、徳川家が関東に移封させられると、吉田城主・池田輝政の家臣が入っている。だが池田家も移封されたため、戸田氏、ついで三宅氏が入り明治維新を迎えた。
 現在は桜門や石垣などが復元されている。

(堀)

(桜門)

(枡池)

(二の丸櫓)

(三の丸跡に建つ護国神社)

(二の丸跡に建つ巴江神社の鳥居。田原城主・三宅氏の先祖、児島高徳と三宅康貞を祀っている)

(巴江神社の拝殿)

(近くの蔵王山から見た夜景)

感想:中にあった博物館は渡辺崋山と絵が中心でした。崋山は田原市では英雄なんですね。
 近くの蔵王山は景色がいいので、一緒に行くのをお勧めします。


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