伊予高尾城(四国攻めの激戦地)

●伊予高尾城
住所:愛媛県西条市氷見
駐車場:なし
遺構:曲輪、堀切、土塁
標高:253メートル/比高:170メートル

 愛媛県には他にも同名の城があるため氷見高尾城とも呼ばれる。東西は谷、北は断崖となっており南のみ背後の山と繋がっている。築城年代は不明だが高峠城主・石川氏が築城したと伝わり、城主には石川源太夫、高橋美濃守の名が伝わっている。天正13(1585)年の四国攻め(愛媛県では天正の陣と呼ばれる)が始まると長宗我部元親に味方する金子元宅らが籠もったが小早川隆景ら毛利軍の猛攻を受け落城した。

(南の尾根との接続を断ち切るための堀切)
堀切

堀切

(堀切にあった石)
石

(南の曲輪)
南の曲輪

南の曲輪

南の曲輪

(南の曲輪と主郭の間にあった堀切)
堀切

堀切

堀切

堀切

堀切

堀切

(堀切を越えると主郭の土塁がある)
土塁

(主郭)
主郭

主郭

主郭

(北側を望む。向かって左と中央が周桑平野、右が西条平野と呼ばれている。その先には霞んでいるためうっすらと瀬戸内海が見える。ここから集結した毛利の大軍が見えたことだろう)
北側を望む

(北側の曲輪。見ての通りの状況だったので行く気にならなかった)
北側の曲輪

(以前、北の麓にあった高尾城跡の碑。今は工事で撤去されたようだ)
高尾城跡の碑

感想:最初は東から登ろうとしましたが私有地で犬が放し飼いとなっており諦め、南に廻ってせとうちバスさんの許可をもらい敷地内に車を駐め登山道を歩きました。あとで知ったのですが、このコースも一部は私有地を通るため本来は駄目だそうです。



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