大島・奥津島神社

住所:滋賀県近江八幡市北津田町529

 祭神は大国主命と奥津嶋比売命。昔、奥津島神社の祭神は航海安全の神・宗像神(奥津嶋比売命も含まれている)で、周辺の水運や漁業に関わる人々の守り神だったと伝わる。1585年に豊臣秀次が近江八幡城の城下町整備の一環として八幡堀を開削した際、祭祀が再編成され近くに建っていた大島神社が合祀されている。
 社宝には惣形成の史料として知られる大島・奥津島神社文書や平安時代に作られた木像の大国主命像がある。

(鳥居)

(拝殿)




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本願寺八幡別院(金台寺)

住所:滋賀県近江八幡市北元町39-1

 浄土真宗本願寺派。1558年、蒲生郡蒲生野に創建されたが、近江八幡城が築かれると城下に移転され現在に至る。関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康が上洛する際に宿泊したという。

(県指定有形文化財の表門。1767年に建てられた)

(1782年に建てられた裏門。こちらも県指定有形文化財)

(本堂)

感想:改装工事をしているようには見えなかったのですが、なぜか閉まっていました。




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神話博しまね(会場&門前町編)

 「神話博しまね(出雲大社編)」の続きです。

 大社に参っているうちに『神話博しまね』が始まった。さすがに人も車も増えてきた。

(会場。出雲大社に隣接する古代出雲歴史博物館の駐車場を使用している)

(中で遊べるしまねっこ遊園地? しまねっこは島根県観光キャラクターで神話博のおもてなしをしている。会場はしまねっこグッズで溢れていました)

(そんな訳で少しだけ買ってみた。お守りのご利益の説明がなかったが多分縁結びだろう)

 一通り見て廻ると会場の中央にある『しまね魅力発信ステージ』に移動。日替わりで島根県の各市町村が出し物をするらしい。今回は島根県吉田村(現・雲南市吉田町)。アニメ・秘密結社鷹の爪に出てくる吉田君の出身地らしい。

(吉田村の人達による神楽が始まる。今回の演目は国譲り。天照大御神の使者が大国主命に国を譲るよう迫るものである)

(途中からなぜか菓子撒きと餅撒きが開始。観客のテンションが一気に上がる)

(受け取った餅。残念ながら家に戻って確認したらカビていた・・・。暑さのせいだろうな)

 神楽が終わり食事に行って戻るとしまねっこがいつもの踊りを披露していた。しまねっこ、可愛いんだけど人気がイマイチなんだよな。多分、ただ可愛いだけだからなのかも・・・。どこのゆるキャラとは言わないが、共食い設定があったり、相方がイタズラ好きだったり、相撲になると凶暴化するなどの毒がないせいかもしれん。

 この後は神話映像館で八岐大蛇退治を鑑賞。CGの八岐大蛇と役者さんのスサノオが戦うという斬新(?)なものだったが・・・。「役者さん、映像と合わせるためにかなり稽古されたんだろうな」っていう感想くらいしかなかった。
 『神話博しまね』はこれでお終い。移動して門前町を散策することにした。

(こんな感じ。勾玉屋、箸屋、蕎麦屋が多かった記憶がある)

(一畑電鉄の出雲大社前駅。中には八岐大蛇のフィギュアなどが飾ってあった)

(仮設トイレに行ったら、そのままホームに直結していた・・・。駅員さんが降りるときに切符を確認されるはずなのでキセルは出来ませんよ!)

 最後は出雲蕎麦を食べて本日の旅を締め括る。蕎麦の味は普通だったが、店員に覇気がなかったのが残念。正直、この味と値段なら『たまき』で充分じゃないかな。

 暑さと早起きでヘトヘトになっていたので、まだ15時だったが実家に帰った。

感想:『神話博しまね』は結局何をしたいのか分からなかった。祭りとしても規模が小さいし全体的に中途半端。私は今回の祭りで神話に興味を持ったので次回の帰省では所縁の地を廻ってみようと思ったが、県外者は交通の便が悪い島根に多少興味を持ったくらいでは再訪しないだろう。
 隣の鳥取県がやっているまんが王国もこんな感じなんだろうか。山陰人はアピールが下手なんだろうな。