大神山神社本社(大神山神社奥宮)

●大神山神社本社
住所:鳥取県米子市尾高1025

 祭神は大穴牟遅神(大国主神)。延喜式(平安中期の法典。50巻。延喜五年醍醐天皇の命により藤原時平、忠平らが編集。延長五年(927年)に完成。弘仁式、貞観式以降の式を取捨し、集大成したもの)に宗形神社とともに名前が残っている古社。創建当初は鳥取県西伯郡伯耆町丸山にあったが、江戸時代になって当地に移された。鳥取県西伯郡大山町大山にあった大山寺の大智明権現は神仏分離令で大神山神社奥宮となる。

 社宝に津和野藩主・亀井氏が奉納した短刀があり、現在は東京国立博物館に寄託されている。

(鳥居)

(神門を社殿側から撮影)

(拝殿)

(拝殿の扁額。最後の鳥取藩主・池田慶徳の書。慶徳は水戸斉昭の息子で徳川慶喜の兄である)

(本殿)

感想:明治時代になって国弊社となった際、鳥取藩の重臣で米子城主だった荒尾氏が初代宮司になっています。
 歴史についての詳しいことは『山陰の戦国史跡を歩く 鳥取編』を参考にしてください。




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