●山中寺
住所:島根県飯石郡飯南町下赤名663
駐車場:無し
浄土宗。天正2(1574)年、山中鹿介が自身の守本尊だった金比羅大権現の木像を安置して創建したと伝わる。寛永の中頃(1634~1637年)、松江藩主だった京極忠高の家臣・山中織部が中興した。現在は無住である。
天正2(1574)年当時は鹿介は因幡で戦っており出雲に来る余裕はなかったため、山中織部の開基が誤伝されたものと思われるが、二度の火災で古文書が焼失したため詳細は不明である。
(石見銀山代官・上野四郎三郎の墓(中央)。飯南町は石見銀山からの銀輸送の中継地点だった。亡くなった日付を確認し忘れたので違うかもしれないが、文化年間に不正事件を起こした四郎三郎と同一人物かも?)
感想:山陰の戦国史跡を歩く 島根編から割愛した史跡です。