普門寺(細川晴元の墓)

住所:大阪府高槻市富田町4-10-10

 臨済宗妙心寺派。1390年、設厳が現在本照寺が建つ場所に創建した。1561年、三好長慶に屈服した管領・細川晴元が幽閉されている。1566年、室町幕府14代将軍・足利義栄が2年間滞在し普門寺城と呼ばれた。
 一時衰退したが、1617年に龍渓が方丈などを建立し中興する。1655年、明の高僧・隠元が宇治に万福寺を開山するまでの6年間留まった。隠元は黄檗宗の開祖で明からインゲン豆をもたらしたと伝わっている。
 明治時代に入ると寺領や建物が失われ再び荒廃し、昭和になると無住の時期もあり荒れ果ててしまう。しかし1982年に方丈が解体修理され当初の姿に復元された。

(山門)

(国の重要文化財・方丈)

(方丈の前の庭)

(瑠璃殿)

(玉淵の作と伝わる枯山水庭)

(細川晴元の墓。1563年、失意のうちに亡くなっている)

感想:拝観には事前に電話での予約が必要で、拝観時間は13時半~16時半です。いきなり行っても入れませんので気を付けて下さい。
 たまたま見学に来られていた女性と山門で一緒になり、お寺の方のお話を一緒に聴くことになりました。


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