平成21年7月18日(土)、小雨の降る中、ホテルを出発。
16.富樫館跡・・・石川郡野々市町本町2-7。加賀の守護・富樫氏の館跡。400年もの長きに渡る間、加賀を治めた。碑があるのみ。
感想:遺構は何もない。北陸鉄道・野々市工大前駅の駐輪場と化していた。駐めている人はこの碑が何なのか知らないんだろうなあ・・・。
(碑。一向一揆にやられた挙げ句に自分の住居が駐輪場とは冥土で富樫氏も嘆いているんじゃないだろうか?)
17.高尾(たこ)城・・・金沢市高尾町ウ31。富樫氏の居城。1488年に時の当主・富樫政親はここで数万の一向一揆勢に滅ぼされた。今は石川県教育センターが建っている。
感想:遺構があるらしいのだが、風雨はきついし探すのも面倒だったため、さっさと去った。高台にある住宅街の更に上にあったので、当時は結構な規模の城だったのだろう。ちなみに住所の読みは「たかおまち」になる。
(何なのかよう分からんけど一部を写してみた)
18.大乗寺・・・金沢市長坂町ル10。富樫氏の保護を受けていたが、一向一揆が力を付けた際は兵火にあっている。その後、前田家の重臣・本多家の保護を受け、本多家の菩提寺となった。本多政重を始めとする本多家歴代の墓がある。
感想:国指定重要文化財なだけあって格式の高いお寺なのが素人目にも分かる。今年の大河ドラマにも出るであろう本多政重のお墓に参拝した。
(本多家旧墓所。何代目まではここで、途中から墓地が別の場所になる)
19.野田山墓地・・・金沢市野田町野田山。前田家累代、重臣の墓がある他、加賀藩士や町人の墓もある。墓は基本的に主君が一番高い位置に、その次に重臣、そして上級武士と、死して尚身分制度そのままに葬られている。
5~6万基の墓と300万人が眠る日本では最大級の共同墓地。上記の大乗寺の側にある。
感想:広い! さすが加賀百万石で暮らした人々が眠る墓地。駐車場も複数あるほど。前田家の墓に廻るだけでもかなりの距離を歩いた。探せば知っている重臣のお墓も多数あると思うがとても無理>< 雨が降っていたので足下が滑りやすかった。歩き回ったせいでここで1時間くらい時間を取られてしまった。
(豪姫の墓。前田家当主より高い位置にあった。豊臣家の養子だからか?)
>月菜さん
ご迷惑(?)おかけしました^^
>金色の長烏帽子を気づかなかったのでした。
最近、できたのかもしれないですね。いつ作られたのか確認してないですが。
>前田利長の銅像が出来上がったのを
高岡市の利長の銅像って新しくなったんですか?
と思ってネットで検索したら駅前にできたんですね。
高岡市では英雄ですねえ・・・^^
はい、確認しました。OKです。(^^)
尾山神社に行ったことがありましたけど、金色の長烏帽子を気づかなかったのでした。
あの利長くんのブログを閲覧したら、新しい前田利長の銅像が出来上がったのを報告しましたの。
長烏帽子の部分だけは金色になっています。(^^;)
前田家は金色のイメージを定着されましたね。
>月菜さん
豪姫のお墓は立派でした。やはり豊臣家の養女は特別な存在だったんでしょう。
利家亡き後、前田家にとって豊臣家はどういう存在だったのか・・・。
>珠姫は秀忠の次女なんです。
>もしかして「家康」を入力しようとつもりでは?
ご指摘ありがとうございますm(._.)m
おっしゃる通りです。家康と秀忠のことを考えながら書いていたらちゃんぽんになってしまいました。
修正しましたので、ご確認下さい。
豪姫のお墓は立派だそうですね。豊臣家はもう滅んだけど、前田家にとっては思い入れのある存在かしら?
20.天徳院の紹介文が少し間違っていますよ…。
珠姫は秀忠の次女なんです。
もしかして「家康」を入力しようとつもりでは?
>キヘイジさん
さすがは外様一の大名です。やっぱり違いますね。
>直江と本多政重との関係も必要以上に美化されそう
ドラマですから、そうなるでしょうね。特に今回の大河ですから^^;
富樫氏は哀れですね・・・。戦国時代の厳しさを感じます。それと同時に一向一揆勢の恐ろしさも・・・。
いやーさすが前田家ですね。
何もかも立派です。
大河では、直江と本多政重との関係も必要以上に美化されそうな気がします(笑)
富樫館跡が駐輪場、ウケました^^
そういえば「天下布武」で真っ先に一向一揆にやられて滅亡してたっけなーなんて思い出してしまいました(笑)
ああ、哀れなり富樫家・・・。