飛騨国分寺(金森長近改築の寺)

住所:岐阜県高山市総和町1丁目83

 真言宗。聖武天皇の勅願により全国に建てられた国分寺の一つで、746年に創建された。1585年、豊臣秀吉の飛騨平定の際、金森長近が飛騨松倉城攻めの兵火で五重塔が焼失したが、飛騨の国主となった長近が再建の援助をしている。

(表門)

(表門近くにある願掛けなでさるぼぼ)

(六地蔵)

(悲母観世音菩薩像。両手・両足を失いながらも自立し、他の障害者のために尽力した中村久子が両親の供養のために建てたもの)

(白真弓肥太右衛門の墓。肥太右衛門は力士で幕末にペリーが来航した際、米八俵を一度で運びアメリカ人を驚かせたという逸話で知られている)

(16世紀末に建てられた鐘楼門)

(樹齢約1200年と推測されている大イチョウ。乳イチョウと呼ばれ、母親がお参りすると乳が出るようになるという。このイチョウの葉が落ちると雪が降るという伝承があるそうな)

(県指定文化財・三重塔。塔は創建当時からあったが何度か焼失し、1615年に金森可重がこの塔を再建した。その後、1821年に再建され現在に至る。大日如来が安置されている)

(創建当時にあった塔跡の礎石)

(国指定重要文化財・本堂)

(大師堂)

感想:高山の市街地にありますが、東側から入ると三重塔附近に駐車場があります。
 ここは飛騨地方では一番見所があるお寺ではないでしょうか。


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