2011年12月17日(土)、5年振りくらいに東三河の史跡巡りに行った。東三河まで行くなら静岡県まで行こうと思うのと、近いからいつでも行けるっていうのがあって、ずっと行かなかったんだよね。
1.伊奈城・・・豊川市伊奈町柳38。1440年頃、本多定忠によって築城された。1529年、松平清康が今川氏を攻撃後、当城に凱旋。この時、当時の城主・本多正忠は池にあった水葵の葉を肴に盛りつけて祝うと、清康は大変喜び葵を家紋にしたという。現在は伊奈城跡公園となり土塁・石垣などが遺構としてある。
感想:駐車場も完備されており周りは民家もほとんどないので、土日は家族連れで賑わうのだろう。この日は誰もいなかったが。
2.龍拈寺・・・豊橋市新吉町3。1528年、吉田城主・牧野信成が、父・古白の二十三回忌に建立した。徳川家康の祖母・華陽院と古白の画像が納められている。
(山門。1945年の豊橋大空襲で戦火を免れた唯一の現存建築物)
(牧野古白の墓・・・のはず。お寺の方にここだと教えてもらったが案内板などがなかったので自信がない。間違っていたらすぐに消します)
3.全久院・・・豊橋市東郷町177。1514年、二連木城主・戸田憲光が父・宗光の供養のために創建したといわれている。
感想:宗光は牧野古白と戦って戦死している。
4.二連木城・・・豊橋市仁連木町。1493年、戸田宗光が築城。1571年、徳川家康と武田信玄が当城を巡って激しい戦いを繰り広げている。1590年に廃城。現在は大口公園となっている。
感想:閑静な住宅街の中にある。全久院から来る途中に突然、豊橋競輪場が出てきて驚いた。
(現在は老人福祉センターとなっている二の丸跡。公園とここの間にあった道が当時の空堀だと思われる)
5.賀茂神社・・・豊橋市賀茂町神山2。729年に創建された。1568年、徳川家康が戦勝祈願のため大籏を寄進。1573年、野田城の戦いで敗れた家康が武田信玄の兵に追われてここに隠れ危機を脱したと伝わっている。
菖蒲園があり、季節になると人々で賑わう。
感想:家康が隠れた話はあくまで伝承なので・・・。ただ、徳川家と所縁のある神社だったのは間違いなく、1603年に家康が征夷大将軍に任ぜられると100石を与えている。
(家康ひそみの大楠。この中に隠れて難を逃れたそうな。詳しいことが案内板に書いてあったが風雨で文字が薄くなり読み取れなかった)
ここで豊橋市は終わり。
>さのすけさん
いつもいい加減ですいません・・・。それが自分で分かっているので事前にきっちり準備をしてその場で適当にならないようにしているのですが^^;
史跡巡りの場所はまたメールで詰めましょう!
そうだったんですか、ブログを更新しました(笑)
分かりませんと・・・
史跡巡りに関してですが、了解です。
>さのすけさん
こちらこそありがとうございました!
華陽院さんのお墓ですが、静岡市のようです・・・。持っていった本にも龍拈寺については肖像画のことだけでお墓の記載はありませんでした。
ということで来月は静岡市を中心にして廻るというのはどうでしょうか?
お疲れ様でした。また、行きましょう。