古熊神社(大内弘世勧請の神社)

●古熊神社(ふるくまじんじゃ)
住所:山口県山口市古熊1丁目10-3
駐車場:あり

 祭神は菅原道真・菅原福部童子(道真の子)。応安6(文中2,1373)年、大内弘世が京都の北野天満宮を勧請し山口井筒屋の辺りに創建した。社伝では福部童子が父を追いかけて太宰府に行く途中、山口で亡くなり甘露院に祀られていたのを勧請した北野天満宮に移して北野天神山口大神宮と称したという。
 元和4(1618)年、長州藩主・毛利秀就が神託に従って現在地に移し今天神と称した。明治3(1870)年、現在の社号となる。社宝に永享元(1429)年、大内盛見が京都から帰国する際、惟肖得巖に依頼した賛がある紙本墨画天神図などがある。

(石段と鳥居)
石段と鳥居

鳥居

(拝殿。国指定重要文化財で、楼門で入母屋造、左右に切妻造の両翼がついている)
拝殿

拝殿

(幣殿)
幣殿

(本殿。天文16(1547)年に建てられたと考えられており、三間社入母屋造である。こちらも国指定重要文化財)
本殿

本殿

(放生池)
放生池

放生池

(三森神社。祭神は柿本人麻呂など。身体健全や脱腸封じの御利益があるらしい)
三森神社

(金刀比羅神社。初代山口市長・八木宗十郎の願いで建立された)
金刀比羅神社

(境内にある狛犬、神馬、使いの牛)
狛犬

神馬

神馬

牛

感想:拝殿が格好良かったです。