肥前 大河城(大河氏の居城)

●肥前 大河城
住所:長崎県雲仙市瑞穂町伊福甲(字 寺之辻)
駐車場:なし
遺構:曲輪、石垣
標高:30メートル/比高:15メートル

 北側(有明海)に向かって延びた舌状台地に築かれており、北には有明海に注ぐ西郷川が流れている。西郷平野の東側には杉峰城(リンク)、西側には大河城があった。
 大河氏の一族によって築かれたと伝わる。元亨4年(1324)、城主だったと思われる大河幸蓮は鎌倉幕府の軍勢催促に応じて博多に馳せ参じた。嘉暦3年(1328)、大河幸蓮が構築した城郭を破壊するよう鎭西探題の矢俣弥藤太・大膳弥太郎に命じている(『大川文書』)。

(案内板と全景。手前の畑は馬場だったと地元の方から聞いたが字は庄司屋敷になっている)
案内板

全景

参考文献:長崎県の地名、長崎県の歴史散歩、日本城郭大系 第17巻

感想:地元の高齢の方も登り口を知らないとのことで遠景だけ撮影しました。石垣があるそうですが、ネットには実際に登った情報はなかったです。
 近くで農作業をしていた方と話していた際、「城があるんやったら、観光バスが来てくれたらよかばってん」と話されていました。日本中の土の城で観光バスが来るほど人気が出たら整備が進み、破壊されることもなくなり、地元も潤うので言うことなしなのですが。