住所:福井県丹生郡越前町織田113ー1
越前二の宮。祭神は素盞嗚尊・氣比大神・忍熊王。仲哀天皇の息子・忍熊王が素盞嗚尊から授かった剱を使い、この辺りにいた賊を退治し、その剱を奉納して建立した祠が当社の始まりと伝わる。
平安時代の末から鎌倉時代にかけて栄え、室町時代は越前を支配した斯波氏や朝倉氏の保護を受けた。織田家は当社の神官の出と言われ、信長が朝倉氏を滅ぼし越前を支配すると安堵状を出し社殿を整備している。しかし江戸時代になると寺領も減らされ、明治時代の神仏分離令で混乱し現在に至る。
(1847年に建立された拝殿。後ろに建つ本殿は柿葺き・入母屋風造りで正面に千鳥破風をかけている・・・らしい。横からでも良く見えなかった)
(織田一族発祥地の碑。手前のベンチがかなりやばいことになっている)
(旧神前院護摩堂。劔神社の神宮寺・織田寺の護摩堂として1675年に建立された。護摩祈祷が行われたため堂内は黒く煤けている)
(剱神社から東に200メートル程行ったところに建つ織田信長像。構図が大友宗麟っぽくないか・・・?)
感想:今回の史跡巡りでここだけ場所が離れていましたが、織田家所縁の寺と言うことで寄ってみました。ご利益がなんでもありなため書くのが面倒でやめました・・・。とにかく行けばなんでも叶うようです。
ちなみに地名の織田は「おだ」ではなく「おた」と濁らず読みます。