田城城(九鬼家の城)

住所:三重県鳥羽市岩倉町

 築城年代は不明だが田城左馬之助によって築かれたという。その後、波切城主・九鬼泰隆が伊勢国司の北畠氏に属して当城を与えられた(泰隆が築いたとも伝わる)。1582年、泰隆の孫・嘉隆が当城で本能寺の変の混乱に乗じて当主だった甥の澄隆を暗殺、その後廃城となった。
 城址には澄隆の怨霊を鎮めるために建てられた九鬼岩倉神社がある。

(九鬼岩倉神社の鳥居)

(九鬼岩倉神社の社殿)

(九鬼岩倉神社の建つ丘を北側から撮影。遺構になるのか不明)

感想:駐車場が近くに無く車を駐めるような場所もありません。


写真の提供についてはこちらをクリック


伊雑宮(伊勢神宮内宮の別宮)

住所:三重県志摩市磯部町上之郷374

 祭神は天照坐皇大御神御魂。志摩国一宮。倭姫命が志摩に巡行した際、伊佐波登美命が出迎えた場所に創建された。海の神として地元の信仰が篤い。毎年6月24日には伊雑宮御田植祭(国重要無形民俗文化財)が行われている。

(鳥居)

(参道)

(拝殿と本殿)

感想:伊勢神宮の式年遷宮の年だったため平日にも関わらず結構な人で賑わっていました。


写真の提供についてはこちらをクリック


志摩国分寺

住所:三重県志摩市阿児町国府3476

 天台宗。741年、聖武天皇の勅願によって全国に建てられた国分寺の一つである。志摩は貧しかった国であったため、建立と維持には尾張と三河の補填に頼っている。809年、当寺と国分尼寺の僧や尼は伊勢国分寺に移された。1467年、応仁の乱の兵火で伽藍や宝物が焼失したが、1493年に一堂が建てられ本尊が安置される。
 1507年に制作された本尊の木像薬師如来坐像は旧暦4月の閏年(約20年に一度)だけ開帳されている。

(山門)

(金比羅大権現)

(三界万霊地蔵菩薩像と六地蔵)

(1843年に建てられた本堂)

(なで仏。病を治して欲しいところをなでるとご利益があるらしい)

感想:11月に参拝したのですが何かの準備で忙しそうでした。


写真の提供についてはこちらをクリック