徳島県史跡巡り2010(後編:三好長治・一宮成祐の墓、由岐城・海部城)

4.由岐城・・・海部郡美波町西由岐愛宕山にある。城主の由岐氏は長宗我部氏の侵攻に恐れをなし1578年頃に降伏したという。
感想:この辺りから風雨が強くなったため、適当に山だけ撮影してすぐに去った。由岐氏にそんなに思い入れもないし・・・。


5.海部城・・・徳島県海部郡海陽町鞆浦にある。海部氏の居城。1575年、阿波侵攻の第一歩として長宗我部軍に落とされた。
感想:一度来ていたけど石碑があるのを知らなかったので取り直しに来た。前、来た時みたいに天気が良ければ景色も良かったんだろうなあ。

(海部城跡の碑)

(海部城)

(森村春と判形人の墓)


6.阿波吉野城・・・海部郡海陽町吉野字西久保1にある。海部氏累代の居城だったが、少し奥まったところにあったため、長宗我部氏の侵攻に備えて海沿いの海部城に移ったという。
感想:田んぼの中にぽつんと碑があった。後ろの山が詰めの城でこの辺りには平時の館があったらしい。


 これにて史跡巡りは終了。2時間半くらいかけて徳島市に戻った。

感想:海からの風と雨が・・・。撮影するのが精一杯で構図とか考える余裕はまったくなかったTT
 後世神社も含めて次はもうちょっと天気が良くて余裕のある時に来よう。

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徳島県史跡巡り2010(前編:三好長治の墓・一宮成祐の墓)

 今月も仕事で四国入り。仕事を終えるといつもの通り史跡巡りを開始した。
1.本行寺・・・徳島市寺町21。阿波の国主だった三好長治の墓がある。長治のお墓なので本行寺は当然、日蓮宗系のお寺。
感想:案内は無いが卒塔婆も新しく大事にされているのを感じた。どうもここは供養塔で他の場所に墓があるらしいが・・・。

(三好長治の墓)


2.一宮成祐の墓・・・徳島市八万町にある。元親に謀殺された一宮城主の一宮成祐の墓(供養塔?)。

感想:マンションとマンションの間に挟まれるようにあった。どうもこの辺りは最近、団地として開発が進んでいるようだ。肩身の狭い感じではあるが、こうやって移転されずに残っているということは昔から住んでいる人には慕われているのだろう。
 一宮成祐が謀殺された夷山城にも行きたかったが場所が分からなかったので諦めた。

(「一」の字が消えちゃってました)


3.後世神社・・・阿南市新野町にある。長宗我部盛親の妻を祀っている神社。現在は眼病に効く神社として知られている。
感想:道を間違えてあっちゃこっちゃ迷った挙げ句、寒いので立ち去った。時間がなかったし・・・。また機会があったら来よう(多分、ないけど)。

(道の途中の灯籠の下にあった参道を示す石碑)

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戦国武将の意外な関係

 平成22年3月初旬に本を出版しました。タイトルは“戦国武将の意外な関係(PHP研究所、税込700円)”です。タイトル通り、想像・俗説・史実を織り交ぜて34組の関係を描いています。内容は意外じゃなかったり、意外だったり・・・。まあ、そこは人それぞれということで。

 各章に一枚あるイラストですが、長宗我部氏が縁でずっとお付き合いをさせてもらっている岩兵衛さんに描いていただきました。ありがとうございましたm(._.)m
 平成24年8月で品切れ重版未定となってしまいましたが、令和元年5月に電子書籍として復活致しました。何卒よろしくお願いしますm(._.)mm(._.)mm(._.)m