桑名一友

(くわなかずとも)

生没年:?〜1615年/ 身分:藤堂家の家臣/ 官位(通称、号):源兵衛

常光寺
兄・一孝が葬られた八尾市本町5−8−1にある常光寺

 父は藤蔵人。桑名一孝の弟。長宗我部元親の家臣で、1578年から讃岐制圧戦に従軍し功を立て、父が亡くなるとその後を継いで讃岐財田城の城番となった。1582年10月の十河存保との決戦・中富川の戦いに参加する。
 関ヶ原の戦いで長宗我部盛親が西軍につき改易されると浪人となるが、翌年に兄の一孝や弟の一重と一緒に藤堂高虎に仕えた。大坂の陣では一孝の隊に属し、1615年5月6日の八尾の戦いで旧主の盛親と戦い戦死した。

参考文献:藤堂高虎家臣辞典・大坂の役

UPDATE 2002年8月3日
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