桑名一重

(くわなかずしげ)

生没年:?〜1645年/ 身分:藤堂家の家臣/ 官位(通称、号):又右衛門

藤堂家臣七十一士の墓
八尾市本町5−8−1の常光寺にある藤堂家臣七十一士の墓

 父は藤蔵人。桑名一孝桑名一友の弟。長宗我部家の家臣だったが、関ヶ原の戦いで長宗我部盛親が西軍につき改易されると浪人となってしまう。
 しかし翌年に兄二人と共に藤堂高虎に仕えることが出来た。大坂の陣では一孝の隊に属して、八尾の戦いで旧主・盛親の隊と戦い、武将の首3つを捕るが、隊長の一孝の戦死で評価されなかった。1645年死亡。

管理人・・・学研の『大坂の陣名将列伝』では一重が一孝の息子で一緒に戦死したと書いてあります。

参考文献:藤堂高虎家臣辞典・大坂の役大坂の陣名将列伝

UPDATE 2002年8月3日
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